宅建の資格取得を目指している方、いらっしゃいますか。
宅建って聞くと、不動産業界の人がまずは取らないといけない資格というイメージですよね。
というか、sawaも不動業界の人しか縁がないものだと思っていました。
ですが、不動産投資を始めてからというもの、不動産取引に関する知識ってすごくためになるし、むしろ必須の知識なのではないかと思い始めました。
今回の記事では、そんな一念発起したwasaが「独学での宅建合格!」に必要な勉強時間や勉強方法をプランニングした内容をベースに解説していきたいと思います。
こんな方に読んでもらいたい
宅建試験に挑戦しようと思っている人
wasaと一緒に宅建合格に向けて一緒に勉強をがんばってくれる人
Contents
宅地建物取引士資格とは?!
宅建(宅建士)とは、正式名称は「宅地建物取引士」と言い、国家資格になります。
この資格を取得すると「宅地建物取引士」として働くことができるようになります。
不動産の取引業務において「宅地建物取引士」にしかできない独占業務があるなど、不動産業界で働く人にとっては取得するメリットが大きい資格です。
その他、不動産業界以外にも資格取得することで金融業界などの転職にも有利になりそうです。
wasaは不動産業界や金融業界で働いているワケではないですが、不動産投資をしており、資格取得のための知識が今後、活かせるのではないかと思ったのがきっかけです。
あとは、ファイナンシャルプランナーの資格取得も考えており、将来的にはお金の相談に乗ったりできるような仕事に就きたいと思っています。
宅建の試験日
年に1回、10月の第3日曜日に試験が実施がされます。
2021年年度の試験は2021年10月17日(日)に予定されています。
申込み受付期間は7月1日から31日となるため、試験を受ける方は申込みをお忘れなきようにしましょう。
宅建の合格率と難易度
宅建の合格率は毎年15%程度になっているようです。
難易度としては、普通程度ではないかと思います。
弁護士や税理士など試験に比べたら平易ですし、とはいえ、1ヶ月くらい軽く勉強すれば合格するようなレベルではない、というイメージです。
難易度の感じ方はひとそれぞれなので、明確な基準もなく、あくまでも個人的な見解とご認識ください。
宅建の合格までの勉強時間
巷では、約300時間から400時間くらいが目安のようです。
不動産関係ですでにお仕事されている方やいままでに勉強したことがある方は、もう少し時間が短くなるかと思いますが、目安としてはこんなイメージです。
wasaは宅建の勉強をしたことがまったくないので、これくらいの時間を確保しないといけないと思っています。
毎月2時間勉強するとすると、150〜200日で約6ヶ月くらい。
試験が10月と考えると4〜5月くらいから勉強をし始めるのがよさそうですね。
試験に向けた勉強方法は後ほど、記載していきますが、各ステップごとのおおまかなスケジュールは こんなイメージになるかと思います。
教科毎の出題数と目標点数
宅建は例年の傾向から科目毎に出題数が推測できます。
また、合格点の傾向もわかるため、科目毎に目標の点数を決めることもできます。
宅建合格には100点を狙う必要はまったくなく、出題傾向を把握して、当たり前に正解すべきところで着実に点数を取っていく、というのが合格に向けた基本的な考え方になっていきます。
合格点を約7割の35点をラインとして仮定すると、以下のようなイメージになるかなと思います。
宅建の試験合格に向けた勉強方法
では、さっそく宅建の試験合格にに向けた勉強方法についてプランニングをしていきましょう。
以下の4つのステップでwasaは合格に向けて勉強をしていく予定です。
STEP1:参考書を読み、全体感の把握
↓
STEP2:過去問を解きながら、詳細の理解
↓
STEP3:苦手分野の学び直し
↓
STEP4:模擬試験を実施して試験対策
それでは、各ステップごとに詳しく見ていきましょう。
STEP1:参考書を読み、全体感の把握(5ヶ月〜半年前)
資格取得に向けて、第1歩として参考書を1冊購入しましょう。
参考書は本屋に行くと、いろいろな本が並んでいるので、自分に合ったものを探してみてください。
ちなみにwasaは、ネットでレビューを調べまくり、実際に中身を確認して、厳選しました。
wasaとしては一番解説がわかりやすいと感じましたので、もしよければ購入してみてください。
wasaの選んだのはこれ!
価格:3,300円 |
ここでは少し時間をかけながらも、なるべく理解しながら、じっくり参考書を読み込みましょう。
ざっくりではありますが、資格取得に向けて勉強しなくてはいけない内容とボリュームを把握するのが目的です。
資格取得に必要な勉強内容、ボリュームを把握することで「資格取得という目的地の位置」が把握でき、そこからやっとゴールへどのように向かっていくのか、を考える準備が整うのだと思っています。
余談にはなりますが、wasaは旅行に行くときには、
・ある程度のおおまかな場所を決める(資格取得という目的地の設定)
・その場所で行きたい場所や行けそうな観光地を調べまくる(勉強内容やボリュームの把握)
・観光地をどれだけ効率的に回れるか旅程を考える(試験日に向けた勉強方法の検討)
・旅行期間、旅程に沿って楽しみにまくる(愚直に試験日に向かって勉強)
のようなステップを踏みます。
旅行って限られた時間だし、せっかくなのでめいいっぱい楽しみたいって思ってしまう性分のため、旅程はめっちゃ考えます。
ご飯を食べる場所とかも混んでいたりとか、その時の気分で食べたいものが変わると思うので、候補を2〜3箇所ピックアップしておくんですよね。
でも、その分、旅行中は「どうしよっか?」みたいなことがなく、楽しく旅行を楽しむことができています。
旅行で例えてみましたが、目的地を決めては見たものの、そこがどんな場所なのか、どんな観光地があるのか、訪れて見た方がよいようなところがわからなければどんな旅行をすればよいか計画も建てられないし、結果もよい旅行にはならないよって話です。
どこかにたどり着きたいと考えるときに、やみにくも走りだしてしまうと、遠回りしてしまうし、そもそも目的にたどりつけない可能性もあります。
このステップでは、今回の試験に向けて勉強範囲のインプットに集中しましょう。
理解度としては6〜7割、記憶度としては5割ぐらいのイメージでよいのでは思っています。
STEP2:過去問を解きながら、詳細の理解(3〜5ヶ月前)
全体についてインプットを行った後は、過去問を解きながらアウトプットしていきます。
過去を解く際にも、ただ「正解した」「間違った」ということではなく、1問づつ、選択肢の1づつを理解をしながら進めていきます。
このフェーズではまだ正解できたかどうかはきにしなくてもよいです。
ひとまず内容をインプットしただけですし、解けるに越したことはないですが、たぶん知識として定着していない状態なのかなと考えており、正解はまぐれだと自分では思うようにしています。
あくまでもこのステップでの果たしたき事は、
・過去問の出題形式や出題傾向などの把握
・実際の過去問を思考しながら回答する事で、分からない内容を明確化
・明確化された分からない内容に関して学び直すことでの知識の定着
の3つです。
なので、このタイミングでの正解よりも、解けなかった問題の方が自分にとっては価値がありそうですね。
まー、wasaのことなので、ほとんどがこのタイミングではほぼ正解できそうですけどね。。。
実際の仕事に置き換えてもそうですよね。
新しい業務を行う際に、いくら資料を読んでもなんとなく何をすれば頭では理解できるけど、実際の業務になるとうまくいきません。
わかったつもりでも、実際には使えないんです。
でも、使えないって尻込みせずに、実践して、失敗して、また考えたり、インプットして、また実践して、できるようになっていくんですよね。
今回の試験に向けた勉強も参考書をいくら読んでも、インプットしただけ。 きちんと過去を解くことでアウトプットして、できなかったことについて、インプットをしていくことが大事です。
特にこのステップは今回の試験合格までの道のりの中では、重要なステップではないかと思っています。
愚直にインプット、アウトプットを繰り返して、知識を積み上げていきましょう。
wasaの選んだのはこれ!
過去問宅建塾(1 2021年版) 宅建士問題集 権利関係 [ 宅建学院 ] 価格:1,980円 |
過去問宅建塾(2 2021年版) 宅建士問題集 宅建業法 [ 宅建学院 ] 価格:1,980円 |
過去問宅建塾(3 2021年版) 宅建士問題集 法令上の制限その他の分野 [ 宅建学院 ] 価格:1,980円 |
STEP3:苦手分野の学び直し(1〜3ヶ月前)
このステップでは、改めて学びをし直していきます。
とはいえ、すべてを学び直すということではありません。
過去問を解きながら、自分の得意な分野、不得意分野について分かってきたと思います。 その不得意な分野に絞って、改めて学び直すことで弱点を減らしていきます。
すでに述べていますが、宅建の試験では各教科ごとに出題数がほぼほぼ決まっており、合格点もある程度、過去の傾向から推測できます。
35点前後が例年の合格点になっているので、約7割の点数を狙っていくことになります。
受験とは違い、100点を目指すのではなく、なるべく不得意教科を減らし、各教科で目標にした得点のラインを超えていくことが大事なのです。
苦手分野をどれだけつぶしていけるか、が合格率をあげていくキーポイントだと思います。
「パーフェクト」や「ナンバーワン」を目指す必要は決してありません。
全部を完璧に理解したり、覚えるのではなく、まずは覚えておくべき内容を当たり前レベルにすることを目指していきましょう。
STEP4:模擬試験を実施して試験対策(試験直前〜1ヶ月)
このステップまではくると試験の直前になっていると思います。
試験に向けて、時間配分の把握など「試験受ける」というにことに慣れるために模擬試験を行っていきます。
試験までラストスパートですね。
試験って限られた時間の中で、50問すべてを解き終えなければなりません。
当たり前ですが、時間が足りなくて回答できなかった問題が問答無用で不正解になってしまうのです。
なので、自分のできない問題やできそうだけど時間が掛かりそうなものは後回しにして、無駄な時間を使わないようにすることが大事なんですよね。
わかる問題を1つでも精度高く解く、取りこぼさないことが優先なのです。
その辺の感覚を掴む意味でも、模擬試験対策は必ずやっておきましょう。
個人的な考えですが、試験を受けるって普通の人からすると非日常なことで、けっこうというか、かなり緊張すると思います。
宅建という試験に慣れる意味も大事ですが、試験を受けるってことにも慣れておきたいですね。
まとめ
宅建の試験までにどれくらいの時間が必要で、どんな勉強方法をwasaなりにまとめてみました。
人によっては、試験の3ヶ月前くらいから初めて受かる方もいらっしゃると思いますが、wasaはそんな特殊能力は持ち合わせていないので、きちんと計画的に勉強をしていこうと思います。
すでにwasaは今年の宅建の試験に向けて勉強をし始めました。 twitterでも定期的に宅建試験のこともつぶやいていこうと思うので、目指している方とつながって一緒に勉強して行ければと思っています。
ちなみにwasaは独学での試験への合格を目指していますが、通信講座を使うなどの方法もあります。
試験まで時間がない方や独学ではなく、ある程度、誰かにお尻を叩いてもらいたいっていう人は通信講座とかは向いているかもしれませんので、選択肢にいれてみてもよいかもしれません。
とにかく試験勉強がんばりましょー!!!